貸してくれるとこがあって良かった・・・

私がまだ高校生だった頃に父の経営している会社が不況のあおりで倒産。まさかの学費が払えず退学の危機になりました。父は借金まみれでどうすることも出来ず、祖母にお願いしても「なら学校やめろ」と言われ・・・離婚していた母に相談。母も生活がキツキツだったので母の実家にお願いして出してもらい卒業しました。
母方の祖父母は他界していたので結果的には母の兄、私のおじが出してくれたことになります。
卒業後もすぐに就職は出来ずバイトでの生活だったので、家賃や生活費などで常に火の車、父は病気で亡くなるし、どん底の生活でした。
友人たちは合コンや旅行、バイト代はすべて自分の好きに使う。
このご時世に自分は欲しいものをガマンして日々、生きてくだけ、心がだんだん擦れはじめていました。
そんな中、アルバイトでもクレジットカードがラクに作れる時代だったので勧誘に惹かれ作成。
お金でツライ思いしているにもかかわらず手持ちの現金を減らさずに服やら靴やら欲しいものがなんでも買えてしまう魔法のカードのその魅力にハマり・・・。
リボルビングの手数料とかキャッシングの利息とか深く考えずに毎月の返済額が徐々に増えはじめ、進退きわまり、消費者金融に走りました。
借りては返すの自転車操業を何度かくりかえし、このままではマズイと真剣に考えはじめる大きなキッカケになりました。
その後、無事に就職をし、なかなかの時間がかかりましたが全返済が済みました。
借金てカンタンなようで大変なものその場しのぎでも返していくのは時間も利息というお金もかかる。
でも、あの時母の実家がお金を貸してくれなかったら私は中卒で就職は更に困難になっていただろうし、生活が厳しい最中、間違いかもしれないがカードのおかげでかわいい服や靴を持つことが出来た。
不思議な事ですがたった1つの鞄、靴、服だけで気持ちが前向きに感じられたのです。
完済した消費者金融から数年前に突然「過払い金返還いたします」との手紙が届いていましたが、正直あの時にここが貸してくれてなかったら今頃、まっとうな道にいなかったかもしれないと思うとフクザツな心境です。

 

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